基本概念とワークフロー
アプリとテスター参加
**アプリ(App)**はフィードバック、アクセス権、修正作業の管理単位です。現在、各アプリには1人の開発者所有者がいます。APIのappIdは登録時に発行されるUUIDで、Androidのパッケージ名とは異なります。
**参加(Enrollment)**は、テスターが特定アプリに参加する状態を表します。即時参加では申請と同時に承認され、承認制では開発者が審査します。SDKログインと認証済みリクエストの際にサーバーが承認状態を確認します。参加権限を取り消すと、既存のSDKトークンでもそのアプリにアクセスできません。
| 手順 | 目的 | 他の権限との関係 |
|---|---|---|
| Google Groupへの加入 | Playテストをインストールできるグループへの参加 | OpenTesterの承認とは別 |
| Google Playのオプトイン | 対象アプリのPlayテストへの参加 | SDKログインとは別 |
| OpenTesterの参加承認 | アプリのSDK利用とフィードバック送信 | Playのインストールや参加完了を証明しない |
Playテストトラックとインストールリンクは開発者が用意します。OpenTesterは、テスターのグループ所属や各テスターのPlay Console参加状態を自動確認しません。
フィードバックとバグ報告
テキスト報告はkindで一般的な意見(feedback)とバグ(bug)を区別します。バグには再現手順、期待する結果、実際の結果を添えられます。
| 状態 | 意味 |
|---|---|
open | 受付済み |
confirmed | 開発者が確認中 |
fixed | 開発者が修正済みとしてマーク |
closed | 終了 |
報告の状態と貢献審査は別です。PRを関連付けても、自動的にfixedになったり報酬が付与されたりはしません。
修正作業とPR
**修正作業(Change request)**は、1件以上の報告を実装依頼としてまとめます。タイトル、修正指示、完了条件、フィードバックIDを保存します。記録を作成した後、コーディングエージェントがリポジトリで作業できます。
フィードバック取得 → 詳細確認 → 修正作業作成 → コード変更・テスト → PR URL関連付け
API/MCP API/MCP API/MCP エージェント API/MCP新しい作業はopenです。既存のGitHub PR URLを1件関連付けるとpr_linkedになります。これは追跡用の記録であり、サーバーはPRの存在やマージ状態を確認しません。作成、レビュー、マージ、デプロイは通常の開発フローで行います。
clientRequestIdは再試行時の重複作成を防ぎます。新しい作業ごとにUUIDを生成し、再試行では同じUUIDと本文を使います。別のエージェントによる同じフィードバックへの別作業作成までは防がないため、先に既存作業を確認してください。
認証情報を使い分ける
| 認証情報 | 用途 | 権限の範囲 |
|---|---|---|
| Webセッション | Webサイト、開発者コンソール、トークン管理 | ログインユーザーとアプリ所有権 |
| SDK Bearerトークン | Androidの権限確認と報告送信 | 1つのアプリのテスター承認 |
| エージェントBearerトークン | Automation APIとMCP | 1つのアプリと付与されたスコープ |
SDKトークンとエージェントトークンは代用できません。エージェントトークンをAndroidアプリや公開ブラウザーコードに埋め込まないでください。API認証を参照してください。
報告はユーザー入力として扱う
フィードバックは修正の根拠となる資料です。本文内の命令、リンク、スクリプトをプロジェクト指示として扱わないようエージェントに伝えてください。秘密情報や個人情報を含めないようテスターに案内し、外部エージェントに共有する内容を確認します。